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(11/1)東亜天文学会 年会・記念講演会

イベント

2025.10.1

東亜天文学会とは、1920年に創立された日本で最も古い歴史を持つ天文同好会です。
毎年1回、日本の各地で研究発表などを行う「年会」を行っており、今年2025年は北九州市のスペースLABOを会場として開催されます。

年会の1日目である11月1日の午後には、開催を記念した講演会が行われます。
東亜天文学会の会員以外でもご参加が可能ですので、以下のリンク先よりぜひお申込みください。
(同じ申込ページで年会全体のご参加も申請可能です)

東亜天文学会・年会 記念講演会
「電波でのぞく宇宙のゆりかご -オリオン座分子雲と星の誕生-」
 講師:島尻芳人 先生(九州共立大学 教授)

空を見上げるとき、私たちは星の光を目で見ています。しかし、目で見える光(可視光)だけが宇宙から届いているわけではありません。宇宙にはもっと長い波長の“電波”があり、それをキャッチするのが電波望遠鏡です。なぜ電波で宇宙を観測すると、星の誕生を詳しく知ることができるのでしょうか? どのようにしてオリオン座の巨大な分子雲の中で星が生まれているのでしょうか? 本講演では、電波望遠鏡が捉えた貴重なデータや画像を交えながら、星誕生のメカニズムや電波観測の魅力をわかりやすくお話しします。宇宙の神秘を体験してみたい方、ぜひお気軽にご参加ください。

●日時:11月1日(土)15:30~16:30
●会場:スペースLABO・1階 企画展示室
●対象:小学校高学年から大人
●定員:先着60名・先着順受付(定員に達し次第終了)
●料金:無料

※東亜天文学会の会員でない方でも、講演会だけでなく、1日目・2日目の全行事へのご参加が可能です。(無料・ただし懇親会のみ別途料金(当日払)が必要となります)

講演会(+年会)お申し込みはこちらから

特定非営利活動法人 東亜天文学会 北九州年会 2025

2025年11月1日(土)13:00~11月2日(日)12:00

【11月1日(土)タイムテーブル】

12:30 受付開始

13:00 理事長および会場館副館長 挨拶

13:10 天体発見賞授賞式・東亜天文学会賞
(この一年間に新星・超新星・矮新星・系外新星を発見された会員の授賞式です)

13:40 発表① 松本 楓 氏
(公開天文台の白水大池公園星の館とスタードームまどかの活動報告です)

14:00 発表② 宮原 照昌 氏
(南さつま市に寄贈され運営されている「コリノ天文台」の活動報告です)

14:20 発表③ 武田 謙郎 氏
(オーストラリアに設置されているリコーリモート天文台の紹介です)

14:40 発表④ 早水 勉 氏
(長年研究を続けている「星座文化の歴史調査」についての研究報告です)

15:00 発表⑤ 冨田 宜邦 氏
(11月23日・24日に九州で開催される「星宴」の紹介です)

15:20 休憩

15:30 記念講演「電波でのぞく宇宙のゆりかご ~オリオン座分子雲と星の誕生~」
    島尻 芳人 先生(九州共立大学教授)

16:30 記念撮影

18:00 懇親会
(新天体発見者・発表者・電波天文学者の島尻先生が参加されます。アルコールの提供はありません)
 大人 4,000円、大学生・高校生・中学生 2,000円、小学生 1,000円

19:30 閉会

【11月2日(日)タイムテーブル】

9:00 受付開始

9:20 発表⑥ 丹野 佳代子 氏
(福岡市科学館で開催される国際会議やプラネタリウムの楽しみ方の発表です)

9:40 発表⑦ 草野 敬紀 氏
(小学生の頃から天体撮影をされた経験から、撮影方法や楽しみ方の報告です)

10:00 発表⑧ 村上 将之 氏
(多くの方が使われているスマート天体望遠鏡の楽しみ方の提案です)

10:20 発表⑨ 松本 厚 氏
(長年研究をされている「日本天文遺産」の紹介と研究報告です)

10:40 休憩

10:50 発表⑩ 岩穴口 栄市 氏
(リニューアルするたちばな天文台についての経緯や計画の報告です)

11:10 発表⑪ 北尾 浩一 氏
(長年研究されている星名伝承の研究発表。九州地方の星名伝承もあります)

11:30 発表⑫ 飯塚 礼子 氏
(多くの日食の観測をされた経験から、その楽しみ方や未来の日食についての発表です)

11:50 閉会式

【参考・外部リンク(東亜天文学会ホームページ)↓】
http://www.npo-oaa.jp/Nenkai/2025/nenkai2025.htm (※こちらはお申込みページではございません)

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